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 平成21年版 犯罪白書 第3編/第4章 

第4章 高齢犯罪者

 平成21年版高齢社会白書によれば,平成20年10月1日現在,65歳以上の高齢者の人口は,過去最高の2,822万人(前年2,746万人)となり,総人口に占める高齢者の割合(高齢化率)は22.1%(前年21.5%)にまで上昇している。そして,同白書は,いわゆる「団塊の世代」(昭和22年〜24年に生まれた者)に該当する年齢層全員が高齢者となる平成27年には,高齢者は3,000万人を超え,その後も増加を続け,我が国は世界のどの国も経験したことのない高齢社会になると予想している。