生命・身体に被害をもたらした一般刑法犯の被害者数及び被害者発生率(人口10万人当たりの被害者数の比率をいう。)の推移(最近10年間)は，5-1-2-1表のとおりである。
　10年間の推移を見ると，死傷者総数は平成16年まで増加傾向にあったが，17年はやや減少した。死傷者総数の多くは軽傷者が占め，その比率も8年の86.6％から17年の89.8％へ上昇している。死傷者中に女子が占める比率は，死亡者では8年の34.4％から17年の39.5％へ，重傷者では8年の19.3％から17年の27.7％へ，軽傷者では8年の21.9％から17年の29.8％へと，それぞれ上昇している。

5-1-2-1表　生命・身体に被害をもたらした一般刑法犯の被害者数・被害者発生率