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 平成13年版 犯罪白書 第4編/第3章/第2節/4 

4 交通犯罪者に対する矯正

 交通事犯(罪名が業過又は道路交通法違反によるもの)の受刑者は,昭和30年代半ばから急増し,40年代に5,000人を超えることもあったが,平成5年には2,000人を切るまで減少した後,10年からは再び漸増している。
 IV-10表は,最近10年間における業過及び道路交通法違反の受刑者人員を見たものである。業過の受刑者は,近年減少傾向にあったが平成10年から増加に転じ,12年は前年より17人増の703人となっている。また,道路交通法違反の受刑者は,8年以降増加傾向にあり,12年は,前年より190人増加して1,735人となっている。その各刑期については,近年,交通関係業過の受刑者のうち半数近くが,1年を超える比較的長期のものとなっており,道路交通法違反の受刑者も,1年を超える者が増加傾向を示している。

IV-10表 交通犯罪新受刑者の刑名・刑期別人員