前の項目   次の項目        目次   図表目次   年版選択
 平成13年版 犯罪白書 第2編/第3章/第3節/3 

3 有期懲役・禁錮

 平成11年及び12年の地方裁判所における有期の懲役・禁錮の科刑状況を刑期別に見ると,11年,12年ともに,刑期が1年以上2年未満の者(11年で総数の43.0%,12年で総数の42.8%)が最も多く,次いで,2年以上3年以下(同24.4%,同25.0%),6月未満(同14.0%,同13.9%),6月以上1年未満(同12.2%,同11.6%)となっており,刑期が3年を超える者は11年で3,795人(同6.3%),12年で4,423人(同6.6%)にとどまっている。そのうち刑期が10年を超える者は11年で178人(同0.3%),12年で269人(同0.4%)で,罪名別に見ると,11年は,殺人109人,強盗致死傷33人等,12年は殺人149人,強盗致死傷67人等となっている。(巻末資料II-4参照)。