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 平成 5年版 犯罪白書 第1編/第3章/第2節/2 

2 検察審査会

 I-48図は,昭和57年から平成3年までの間の,検察審査会が申立て又は職権により受理した事件と処理した事件の,被疑者人員の推移を見たものである。起伏はあるものの,両方とも減少傾向にある。
 I-49図は,同じ期間に検察審査会が「起訴相当」又は「不起訴不当」の議決をした事件の被疑者の人員と当該議決に係る人員の処理人員全体に占める比率及び検察官が再捜査の上起訴した人員を見たものである。議決人員は37人から95人の範囲で推移しているが,起訴人員は,5人から15人の範囲で推移しており,この間の議決率は,1.9%から4.9%の間で推移している。

I-48図 検察審査会事件受理・処理人員の推移(昭和57年〜平成3年)

I-49図 起訴相当・不起訴不当議決人員,同議決率及び実際起訴人員(昭和57年〜平成3年)