5-3-1図は、入所受刑者人員のうち、再入者の人員及び再入者率(入所受刑者人員に占める再入者の人員の比率をいう。以下同じ。)の推移(最近20年間)を見たものである。再入者の人員は、平成11年から毎年増加した後、18年をピークにその後は減少傾向にあり、令和5年は7,748人(前年比5.3%減)であった。再入者率は、平成16年から28年まで毎年上昇し続けた後、低下傾向にあり、令和5年は55.0%(同1.6pt低下)であった(CD-ROM参照)。
女性について見ると、再入者の人員は、平成11年以降増加傾向にあったが、26年(996人)をピークにその後は一貫して減少し、令和5年は714人(前年比4.5%減)であった(CD-ROM参照)。同年における再入者率は、48.0%(同0.1pt低下)であり、男性と比べると低い(罪名別・男女別の再入者人員については、CD-ROM資料5-1参照)。
5-3-2図は、令和5年における入所受刑者の入所度数別構成比を総数・男女別に見たものである(罪名別・入所度数別の入所受刑者の人員については、CD-ROM資料5-2参照)。
5-3-3図は、令和5年における入所受刑者の保護処分歴別構成比を初入者・再入者別に見るとともに、これを年齢層別に見たものである。
5-3-4図は、令和5年における入所受刑者の就労状況別構成比を男女別に見るとともに、これを初入者・再入者別に見たものである。
5-3-5図は、令和5年における入所受刑者の居住状況別構成比を男女別に見るとともに、これを初入者・再入者別に見たものである。