平成10年(1998年)、国連主催の外交会議において、国際刑事裁判所に関するローマ規程が作成され、平成14年(2002年)の発効を経て、オランダのハーグに国際刑事裁判所(ICC:International Criminal Court)が設置された。我が国は、平成19年(2007年)に国際刑事裁判所の加盟国となり、これまで通算3人の日本人が裁判官に就任している。
また、令和4年(2022年)2月、ロシアがウクライナへの侵略を開始した。我が国は、国際刑事裁判所に事態を付託するとともに、検事2人を派遣するなどして、国際社会とともに、ロシアの戦争犯罪等を捜査している国際刑事裁判所へ協力している。