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平成28年版 犯罪白書 第4編/第1章/第2節/2

2 危険運転致死傷・過失運転致死傷等

平成27年における危険運転致死傷・過失運転致死傷等の検挙人員は,4-1-2-2表のとおりである。同年における危険運転致死傷の検挙人員574人のうち,自動車運転死傷処罰法2条に規定する罪による検挙人員は304人(うち致死事件34人)であり,同法3条に規定する罪(飲酒等影響運転支障等による危険運転致死傷)の検挙人員は251人(うち致死事件15人)であった。また,無免許危険運転致死傷の検挙人員48人のうち,同法6条1項に規定する罪の検挙人員は37人(規定上,致傷事件に限定),同条2項に規定する罪の検挙人員は11人(致死事件はなかった。)であった。なお,同年の検挙人員のうち,平成25年法律第86号による改正前の刑法208条の2及び211条に規定する罪で検挙された者について見ると,危険運転致死傷は19人,道路上の交通事故に係る自動車運転過失致死傷及び業務上過失致死傷は2,470人であった(警察庁交通局の統計による。)。

4-1-2-2表 危険運転致死傷・過失運転致死傷等 検挙人員
4-1-2-2表 危険運転致死傷・過失運転致死傷等 検挙人員
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