暴力団構成員等(暴力団構成員及び準構成員その他の周辺者をいう。以下この節において同じ。)の検挙人員(一般刑法犯及び交通法令違反(平成15年までは交通関係4法令違反に限る。)を除く特別法犯に限る。以下この項において同じ。)の推移(最近20年間)は,4-3-2-1図のとおりである。その人員は,平成15年まで3万人台で推移していたが,16年からは3万人を下回り,26年は2万2,495人(前年比1.6%減)であった。
平成26年における暴力団構成員等の検挙人員及び全検挙人員に占めるその比率を罪名別に見ると,4-3-2-2表のとおりである。
暴力団構成員等の検挙人員は,覚せい剤取締法違反が最も多く,次いで,傷害,詐欺,窃盗,暴行の順であった。暴力団構成員等の全検挙人員に占める比率は,全体では7.1%であり,罪名別に見ると,一般刑法犯では,賭博,恐喝,逮捕監禁で高く,特別法犯では,自転車競技法違反,覚せい剤取締法違反,職業安定法違反で高い。