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平成25年版 犯罪白書 第5編/第1章/第3節

第3節 財産犯による被害

強盗,窃盗,詐欺,恐喝,横領及び遺失物等横領(被害者が法人その他の団体である場合を含む。以下この節において「財産犯」と総称する。)について,認知件数(被害がない場合を含む。以下この節において同じ。)及び被害額の推移(最近10年間)を見ると,5-1-3-1表のとおりである。認知件数及び被害総額は,平成15年から減少していた(CD-ROM参照)が,23年以降被害総額が若干増加し,24年における被害総額は,約1,956億円(現金被害は約1,108億円)である。これを罪名別に見ると,窃盗によるものが財産犯による被害総額全体の51.2%を占め,次いで,詐欺によるものが43.0%,横領によるものが4.6%であった。現金被害額は,16年以降,詐欺によるものが最も多く,24年は財産犯による現金被害総額の73.0%を占めている。


5-1-3-1表 財産犯認知件数・被害額(罪名別)の推移
5-1-3-1表 財産犯認知件数・被害額(罪名別)の推移
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