覚せい剤取締法違反による仮釈放者及び保護観察付執行猶予者の保護観察開始人員の推移（最近20年間）は，4-3-3-3図のとおりである。仮釈放者は，平成17年以降減少傾向にあったが，23年に増加に転じ，24年は前年から10.3％増加した。保護観察付執行猶予者は，13年以降減少傾向にあったが，18年からはほぼ横ばいで推移している。覚せい剤取締法違反による執行猶予者の保護観察率は，19年から毎年上昇していたが，24年は前年から0.7pt低下した。

4-3-3-3図　覚せい剤取締法違反 保護観察開始人員の推移

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平成24年に保護観察が終了した仮釈放者及び保護観察付執行猶予者中，その終了が仮釈放又は保護観察付執行猶予の取消しによる者の占める比率は，それぞれ，4.4％，38.3％であった（保護統計年報による。）。