大麻取締法(昭和23年法律第124号)違反,麻薬取締法違反及びあへん法(昭和29年法律第71号)違反(この項において,それぞれ,大麻,麻薬・向精神薬及びあへんに係る麻薬特例法違反を含む。)の検挙人員の推移(最近20年間)は,4-3-1-4図のとおりである。大麻取締法違反の検挙人員は,平成13年以降,21年まで顕著な増加傾向を示していたが,22年から減少に転じ,23年は1,759人と前年から25.7%減少したものの,12年の約1.4倍と依然高水準にある。麻薬取締法違反についても,13年以降,やや増加傾向にあったが,21年から減少に転じ,23年は,前年比7.7%減少し,346人であった。
平成23年における大麻取締法違反の年齢層別の検挙人員(警察が検挙したものに限る。)を見ると,20歳代の者の検挙人員が最も多く,全検挙人員の48.8%を占めている(警察庁刑事局の資料による。)。