平成23年における少年院の出院者は3,625人であり,このうち3,601人(99.3%)が仮退院によるものである。同年における仮退院者の平均在院期間は,長期処遇で394日,一般短期処遇で151日,特修短期処遇で81日であった(矯正統計年報による。)。
出院者の進路は,24.7%が就職決定, 3.8%が中学校復学決定,3.5%が高等学校復学決定であり,49.2%が就職希望,14.7%が進学希望,2.5%が進路未定であった(矯正統計年報による。)。
3-2-4-11図は,平成23年における出院者の出院時引受人別構成比を男女別に見たものである。出院時引受人が実父母である者は23.5%(男子23.7%,女子21.4%)であり,前年と比べ,0.7pt上昇した(矯正統計年報による。)。