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平成22年版 犯罪白書 第7編/第1章/1節/3

3 犯行態様等

(1)強盗の態様

7‐1‐1‐6図は,強盗について,成人及び少年の別に犯行態様別検挙人員の推移(最近20年間)を見たものである。平成21年における成人の検挙人員は,住宅強盗202人(8.5%),コンビニ強盗367人(15.5%),金融機関強盗73人(3.1%),その他の店舗強盗252人(10.6%),路上強盗455人(19.2%)であった。少年では,90%前後が非侵入強盗であり,その大部分は路上強盗である。非侵入強盗では,検挙人員の少年比は,おおむね50%前後で推移していたが,16年以降,少年の非侵入強盗の検挙人員は大きく減少し,少年比も30%台前半まで低下している。他方,少年による侵入強盗は少ないが,近年,やや増加傾向にある。

7‐1‐1‐6図  強盗 態様別検挙人員の推移

(2)強姦の犯行場所

7‐1‐1‐7表は,強姦について,平成21年における犯行場所別の認知件数を見たものである。その犯行場所は,住宅内(45.3%)が最も多いが,道路上等の屋外での犯行も23.5%を占めている。

7‐1‐1‐7表  強姦 発生場所別認知件数