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4 少年の保護観察対象者の再処分等の状況 4‐4‐5表は,平成12年から21年までの間に保護観察が終了した保護観察処分少年及び少年院仮退院者について,保護観察期間中に再非行・再犯により保護処分又は刑事処分を受けた者の人員の比率の推移(最近10年間)を見たものである。その比率は,保護観察処分少年では17.1〜19.2%であり,少年院仮退院者では20.7〜25.3%であった。 4‐4‐5表 保護観察対象少年の再処分率の推移 次頁の4‐4‐6図は,平成21年における保護観察処分少年及び少年院仮退院者について,保護観察の終了事由別構成比を就学・就労状況別に見たものである。保護観察終了時に無職であった者は,再非行・再犯により新たな処分を受けたために処分が取り消された者の占める比率が,保護観察処分少年では54.4%,少年院仮退院者では41.0%であり,有職であった者と比べて顕著に高い。 4‐4‐6図 保護観察対象少年の終了事由別構成比(終了時の就学・就労状況別) |