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平成22年版 犯罪白書 第4編/第1章/第4節/2

2 校内暴力

校内暴力事件の事件数及び検挙・補導人員について見ると,事件数は昭和58年(2,125件)を,検挙・補導人員は56年(1万468人)を,それぞれピークとして,その後減少に転じ,平成8年には448件,897人にまで減少したが,近年はおおむね増加傾向にあり,21年は1,124件(前年比7.3%減),1,359人(同8.1%減)であった。検挙(補導)者の就学・就労状況を見ると,いずれの年も,中学生が圧倒的に多く,21年は,中学生が1,246人(91.7%),次いで,高校生が81人(6.0%),小学生が32人(2.4%)であった(警察庁生活安全局の資料による。)。