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平成22年版 犯罪白書 第3編/第6章/第2節/1

第2節 検察・裁判

1 起訴人員中の有前科者

3‐6‐2‐1表は,平成21年に起訴された者(一般刑法犯及び道交違反以外の特別法犯による起訴に限り,また,法人及び前科の有無が不詳の者を除く。)のうち,有前科者(罰金以上の刑に係る前科を有する者に限る。以下この項において同じ。)の人員及び有前科者率(起訴人員に占める有前科者の人員の比率をいう。以下この項において同じ。)並びに犯行時の身上別(執行猶予中,仮釈放中又は保釈中の別)の人員を起訴罪名別に見たものである。有前科者率は,48.4%であり,罪名別に見ると,暴力行為等処罰法,覚せい剤取締法及び毒劇法の各違反では60%を超えている。

3‐6‐2‐1表  起訴人員中の有前科者の人員・有前科者率・犯行時の身上(罪名別)