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第2章 検察 第1節 被疑事件の受理 平成21年における検察庁新規受理人員(少年事件を含む。)の総数は,163万9,614人であり,前年より6万1,203人(3.6%)減少した。刑法犯は,10年から増加していたが,17年から減少に転じ,21年は103万5,516人(前年比2.2%減)であった。特別法犯は,12年から減少傾向が続いており,21年は60万4,098人(同5.9%減)であった(検察統計年報による。)。 平成21年における検察庁新規受理人員の罪種別構成比は,2‐2‐1‐1図のとおりである。刑法犯について見ると,自動車運転過失致死傷等が71万7,701人と多数を占め,一般刑法犯は31万7,815人であった。一般刑法犯では,多い順に,窃盗15万8,318人,横領(遺失物等横領を含む。)3万2,487人,傷害2万7,006人,詐欺1万9,951人であった。特別法犯について見ると,道交違反は49万2,379人であり,道交違反を除く特別法犯は11万1,719人であった(CD-ROM資料2‐1参照)。 2‐2‐1‐1図 検察庁新規受理人員(罪種別) |