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3 出院者 (1) 出院事由 平成17年の出院者の出院事由別人員は,4-2-4-12表のとおりである。
出院後に保護観察を伴う「仮退院」が約97%,これを伴わない「退院」が約3%であり,出院者の大半について,施設内処遇から社会内処遇への円滑な移行が図られている。 平成17年の仮退院者の平均在院期間は,一般短期処遇で148日,特修短期処遇で83日,長期処遇で386日であった(矯正統計年報による。)。 4-2-4-12表 少年院出院者の出院事由別人員 (2) 帰住先 平成17年の出院者の引受人は,4-2-4-13図のとおりである。
引受人が実父母である比率は,平成17年は前年よりも男子で約6ポイント,女子で約4ポイント低下した。 4-2-4-13図 少年院出院者の男女別の出院時の引受人別構成比 (3) 再入院等の状況 平成8年から17年までの少年院出院者の再入院等の状況は,4-2-4-14表のとおりである。
出院から5年内に再入院した者の比率は,約16〜17%であり,出院(複数回入院した者の場合にはその最終の出院)から5年内に刑務所に入所(初入受刑者としての入所の場合に限る。)した者の比率は,約9〜12%であった。 4-2-4-14表 少年院出院者の再入院等の状況 |