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1 意識調査対象者の属性 調査対象者278人のうち,平成17年2月の時点で少年院又は刑務所に収容中で,意識調査が可能であった138人(以下「意識調査対象者」という。)に対し,質問紙を用いて調査した。
意識調査対象者を男女別で見ると,男子132人(95.7%),女子6人(4.3%)であり,女子は,すべて少年院在院中であった。非行名・罪名別及び非行類型別に見た意識調査対象者は,4-5-3-1表のとおりである。 非行名・罪名別では,少年院及び刑務所のいずれでも,傷害致死の比率が最も高かった。他方,危険運転致死は,すべて刑務所在所中であった。非行類型別では,交通型はすべて刑務所在所中であり,家族型は少年院在院中の者の比率が高かった。なお,少年院在院者の少年院入院の日から調査日までの期間は,平均619日,刑務所在所者の刑確定日から調査日までの期間は,平均645日であった。 4-5-3-1表 意識調査対象者 |