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窃盗の認知件数,検挙件数,検挙人員及び検挙率の推移(最近30年間)は,1-1-3-1図のとおりである。
1-1-3-1図 窃盗の認知件数・検挙件数・検挙人員・検挙率の推移 窃盗は,平成7年以降,認知件数の増加・検挙率の低下という傾向にあったが,15年以降はこれに歯止めが掛かりつつある。認知件数は,特に,平成10年以降,毎年大幅に増加し,14年には237万7,488件と戦後最多を記録したが,15年には,減少に転じ,前年比14万1,644件(6.0%)減の223万5,844件となり,16年には,更に同25万4,270件(11.4%)減の198万1,574件となった 検挙件数が3年連続して増加した結果,検挙率も回復し,平成16年は22.6%(前年比3.2ポイント上昇)となった。 平成16年の重要窃盗犯(窃盗のうち,侵入盗,すり,ひったくり及び自動車盗をいう。)の認知件数は,40万7,929件(前年比13.0%減)であり,窃盗全体に占める構成比は,20.6%(平成期を通じて18〜21%前後で推移)であった。16年の検挙率は,33.3%(同3.3ポイント上昇)であり,窃盗全体の検挙率(22.6%)より高い(警察庁の統計による。)。 窃盗の種類別認知件数の推移(最近30年間)は,1-1-3-2図のとおりである。 平成16年の窃盗の認知件数の手口別構成比は,1-1-3-3図のとおりである。 1-1-3-2図 窃盗の種類別認知件数の推移 1-1-3-3図 窃盗の認知件数の手口別構成比 |