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 昭和39年版 犯罪白書 第一編/第四章/三/1 

三 外国人犯罪

1 在日外国人の数

 外国人登録法に基く外国人の登録人員数を,法務省入国管理局の統計によってみると,I-61表の示すとおりであって,昭和三八年一二月末において約六五万人であるが,昭和三六年まで減少しつつあった朝鮮人も,わずかではあるが増加の傾向に転じ,朝鮮人以外の外国人が引続きおおむね漸増しているてととあいまって,全体として増加のすう勢にあると考えられる。そして,外国の外交官その他,外国人登録法による登録の対象とならない外国人の数を含めた場合,常時わが国にある外国人の数は七〇数万人と推定される。

I-61表 外国人登録国籍別人員(昭和36〜38年)