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 平成16年版 犯罪白書 第4編/第1章/第5節/4 

4 非行少年率の推移

 4-1-5-6図は,ある年に生まれた少年の非行少年率(同図注2参照)が,少年の成長に従ってどのように変化していくかを世代別に見たものである。昭和47年から3年ごとの50年,53年,56年,59年生まれの各世代について,年齢を横軸に,非行少年率を縦軸に示した。非行少年率が最も高くなる年齢を見ると,昭和47年生まれの世代は14歳時,50年,53年生まれの世代は15歳時,56年生まれの世代は16歳時,59年生まれの世代は15歳時となっており,どの年次の世代についても,おおむね14歳から16歳の時に高率となり,17歳,18歳,19歳と年齢が高くなるとともに低率となる傾向が見られる。

4-1-5-6図 非行少年率の推移