1-4-1-1表は,1998年から2002年までの5年間について,各国の主要な犯罪の認知件数,発生率及び検挙率の推移を見たものである(
巻末資料1-13及び
1-15参照)。
我が国の主要な犯罪の認知件数及び発生率は,他の4か国を大きく下回っているものの,2002年までは他の4か国と比較して目立った増加傾向を示している。認知件数は,比較対象国すべてにおいて2002年は前年を上回っている。
検挙率は,ドイツを除く4か国において,やや低下傾向にあったが,2002年には前年を上回っている。
1-4-1-1表 5か国における主要な犯罪の認知件数・発生率・検挙率