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 平成14年版 犯罪白書 第4編/第2章/第5節/2 

2 少年受刑者の収容状況及び特徴

 昭和21年以降における少年新受刑者数は,現行少年法の適用年齢が18歳未満から20歳未満に引き上げられた昭和26年を最後のピークとした後は,おおむね減少傾向が続いている。
 平成13年の少年新受刑者は55人(前年50人)で,そのうち女子が3人である。年齢別構成比は,4-2-5-1図のとおりである。各年による変化は少なく,18・19歳の新確定少年受刑者が約8割を占めている。4-2-5-2図は,刑期別構成比を示したものであり,少年新受刑者55人全員が不定期刑である。

4-2-5-1図 少年新受刑者の年齢別構成比

4-2-5-2図 少年新受刑者の刑期別構成比

 刑名別では,全員が懲役(前年は懲役46人,禁錮4人)である。
 罪名別に見ると,刑法犯が52人,特別法犯が3人である。刑法犯のうち,最も多いのは強姦・同致死傷で12人,以下,傷害致死9人,業務上過失致死傷8人,殺人,傷害,窃盗,強盗致死傷が各4人となっている。