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3 罪名別動向 4-1-1-5図は,平成13年の交通関係業過を除く少年刑法犯検挙人員の罪名別構成比を見たものである。最も多い罪名は窃盗(60.1%)であり,次いで横領(21.2%)であるが,その内容は遺失物等横領が9割以上を占めている。また,年齢層・罪名別検挙人員の構成比で見ると,どの年齢層においても窃盗の占める比率が最も高いが,中でも,触法少年において70.4%と最も高い(巻末資料4-3参照)。
4-1-1-5図 交通関係業過を除く少年刑法犯検挙人員の罪名別構成比 4-1-1-6図は,昭和21年以降における殺人及び強盗の少年検挙人員の推移を見たものである(少年刑法犯の主要罪名別検挙人員については,巻末資料4-4参照)。殺人については,平成10年以降,100人を超えて推移しており,13年は109人(前年比4人増)である。強盗については,8年に1,000人を超え,9年には1,701人と急増し,13年は1,695人(同27人増)となっている。4-1-1-6図 凶悪犯の少年検挙人員の推移 |