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 平成14年版 犯罪白書 第2編/第3章/第3節/4 

4 罰金・科料

 2-3-3-3表は,平成13年の第一審の裁判(略式命令を含む。)における罰金・科料の科刑状況を見たものである。

2-3-3-3表 罪名別罰金・科料の第一審科刑状況

 5万円未満の罰金及び科料に処された者の合計数は,総数の24.7%であり,10万円未満の罰金及び科料に処された者の合計数は,総数の83.0%を占めているが,そのほとんど(98.7%)が道交違反によるものである。20万円以上の罰金に処された者は,総数の7.8%であるが,過失傷害がそのうちの74.3%を占め,次いで,道交違反,傷害,銃刀法の順となっている。
 罰金・科料の科刑状況を罪名別に見ると,道交違反が総数の84.6%を占め,以下,過失傷害(10.4%)等となっている。