II-20表は，平成12年における新受刑者中の暴力団加入者及び同非加入者の罪名について，構成比の高い順にそれぞれ上位10位までを見たものである。

II-20表　新受刑者中の暴力団加入者等の罪名別構成比

　平成12年における新受刑者中，懲役刑又は禁錮刑を科された暴力団加入者の刑期別構成比を見ると，1年を超え2年以下の者が40.0％で最も高く，以下，2年を超え3年以下の者24.3％，6月を超え1年以下の者13.9％，3年を超え5年以下の者12.0％，5年を超える者6.1％，6月以下の者3.8％の順となっている(矯正統計年報による。)。

　平成12年における新受刑者中の暴力団加入者等の年齢層別構成比を見ると，30歳以上40歳未満の者が35.9％と最も高く，以下，20歳以上30歳未満の者24.6％，40歳以上50歳未満の者20.1％，50歳以上60歳未満の者16.8％，60歳以上の者2.5％，20歳未満の者0.1％の順となっている(矯正統計年報による。)。

　平成12年における新受刑者中の暴力団加入者の入所度数の構成比を見ると，「1度」31.7％，「2度」17.6％，「3度」12.9％，「4度」10.1％，「5度」7.7％，「6〜9度」16.3％，「10度以上」3.6％となっている(矯正統計年報による。)。