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 平成13年版 犯罪白書 第1編/第2章/第4節/3 

3 赤軍関係者の検挙

 平成12年においては,昭和40年代半ばから50年代前半にかけて,いわゆる「テルアビブ空港乱射事件」,「ハーグ事件」,「クアラルンプール事件」など数々のテロ事件を世界各地で敢行した日本赤軍の最高幹部を含む構成員5人及び同最高幹部をかくまうなどした支援者が,相次いで検挙された。さらに,いわゆる「よど号ハイジャック事件」を敢行した元共産同赤軍派の構成員でタイに身柄を拘束されていた1人が,我が国に引き渡されて検挙されるなど,国外に逃亡していた赤軍関係者の検挙が相次いだ。