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1 ゲリラ事犯 過激派各派は,九州・沖縄サミットの開催阻止を平成12年の最大闘争課題と位置づけ,横田基地に向けた飛翔弾発射事件を敢行するなどして反対活動を繰り広げる一方,同年においても,「新東京国際空港二期工事反対」等を呼号し,悪質なゲリラ等の違法行為を繰り返している。
最近5年間における過激派各派によるゲリラ事犯の発生件数の推移は,I-25表のとおりである。平成12年の発生件数は,前年より5件減少して4件となっている。そのうち個人宅をねらったものは3件であり,また,犯行手段別に見ると,時限式発射装置及び飛翔弾を使用したものが1件,時限式爆発物を使用したものが2件,時限式発火装置を使用したものが1件となっている。 I-25表 ゲリラ事犯発生件数 |