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I-21図は,最近10年間における日本人の出国者数及び渡航先の推移を地域別に見たものである。
日本人の出国者数は,湾岸戦争のあった平成3年を除き,一貫して増加を続けていたが,10年は,我が国経済の低迷等の影響もあって,前年を99万6,532人(5.9%)下回った。 I-21図 日本人出国者数の推移 平成10年の出国者の渡航先は,アメリカ(ハワイ及びグアムを含む。)が最も多く495万1,065人で,全体の約3分の1を占め,以下,韓国,中国,タイの順となっている。I-22図は,海外在留の日本人のうち,在留国の永住権を得ている「永住者」及び3か月以上滞在している「長期滞在者」(併せて在留邦人という。)の推移を見たものである。平成9年は,前年と比べ,永住者は1.4%,長期滞在者は3.0%,それぞれ増加した。 I-22図 在留邦人数の推移 |