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 平成 9年版 犯罪白書 第1編/第3章/第3節/1 

1 傷  害

 傷害の認知件数,検挙件数及び検挙人員の推移は,I-10図のとおりである(巻末資料I-4参照)

I-10図 傷害の認知件数・検挙件数・検挙人員の推移

 傷害の認知件数は,昭和20年代から急激に増加し,33年に7万3,985件のピークを迎える。34年以降は長期的に減少する傾向にあり,46年に5万件を,53年には3万件をそれぞれ下回り,平成元年以降1万件台が続いている。8年には,前年と比べ,認知件数は394件(2.3%)増加して1万7,876件,検挙件数が131件(0.9%)減少して1万5,078件,検挙人員は104人(0.5%)増加して2万1,076人,検挙率は2.7ポイント減の84.3%である。