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平成 6年版 犯罪白書 第4編/第10章/第7節/3
3 外国人受刑者処遇の現状
韓国の犯罪白書によって,1983年から1992年までの外国人受刑者人員の推移を見ると,38人から81人までの間にあり,最近若干増加傾向が見られるものの,年平均では52.7人にとどまっている。1992年の81人の外国人受刑者を国籍別に見ると,中国・台湾が39人で最も多く,以下,アメリカ10人,日本7人,その他25人となっている。
外国人の処遇については,行刑法に規定がなく,韓国人とは異なる処遇を必要とする外国人被収容者についての分類処遇も実施されていない。