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 平成 元年版 犯罪白書 第2編/第3章/第2節/5 

5 新受刑者の刑名及び刑期

 II-27表は,新受刑者の刑名・刑期別構成比について見たものである。昭和63年は,死刑の執行を受けた者が2人,懲役が2万7,807人(総数の98.5%),禁錮が349人(同1.2%),拘留が84人となっている。前年に比べ,懲役で1,498人減少し,禁錮で1人増加している。刑期別構成比を見ると,懲役については,刑期1年を超え2年以下の者の占める比率が41.4%で最も高く,禁錮については,刑期6月を超え1年以下の者が59.6%で最も高い。なお,刑期1年以下の比較的刑期の短い者は,懲役で34.3%,禁錮で65.3%となっている。