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 平成 元年版 犯罪白書 第1編/第2章/第7節/4 

4 日本赤軍等の動向

 昭和62年,ダッカハイジャック事件等に関与した丸岡修が逮捕されたのに続き,63年5月,ひそかに日本に帰国していた,いわゆる「よど号」ハイジャック事件の犯人の1人である柴田泰弘が,旅券法違反により逮捕され,また,同年6月,フィリピン共和国に潜伏中の泉水博が,旅券法違反で逮捕され,次いで残刑執行のため収監された。他方,同年4月,アメリカ合衆国において,菊村憂が爆発物所持により逮捕されたが,同国連邦地方裁判所により,日本赤軍の一員による極めて悪質な事犯であるとして30年の拘禁刑判決を受けた。このように,日本赤軍については,活動を中東地域以外の地域に広げていると見られる注目すべき動きが認められる。