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 昭和63年版 犯罪白書 第2編/第3章/第2節/5 

5 新受刑者の刑名及び刑期

 II-27表は,新受刑者の刑名・刑期別構成比について見たものである。昭和62年は,死刑の執行を受けた者が2人,懲役が2万9,305人(98.6%),禁錮が348人(1.2%),拘留が71人となっている。前年に比べ,懲役で936人減少し,禁錮で17人増加している。刑期別構成比を見ると,懲役については,刑期1年を超え2年以下の者の占める比率が40.3%で最も高く,禁錮については,刑期6月を超え1年以下の者が63.2%で最も高い。なお,刑期1年以下の比較的刑期の短い者は,懲役で36.3%,禁錮で76.1%となっている。