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 昭和62年版 犯罪白書 第1編/第2章/第2節/3 

3 暴力団関係者の処遇

 交通関係業過及び道交違反を除き,暴力団関係者による事件の昭和61年における検察庁の終局処理状況は,I-32表のとおりである。暴力団関係者に対する起訴及び不起訴人員の総数は,1万6,569人で,うち起訴人員は1万3,924人(起訴率84.0%),起訴猶予人員は1,656人(起訴猶予率10.6%)となっている。61年における全既済人員(交通関係業過及び道交違反を除く。)についての起訴率は67.0%,起訴猶予率は28.3%であり,暴力団関係者と全既済人員とを比較すると,起訴率は暴力団関係者が大幅に上回り,一方,起訴猶予率は大幅に下回っている。さらに,公判請求率を見ると,総数では,暴力団関係者の75.8%に対し,全既済人員の場合は57.1%となっており,暴力団関係者の公判請求率は極めて高い。