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 昭和61年版 犯罪白書 第2編/第3章/第1節/5 

5 新受刑者の刑名及び刑期

 I-26表は,新受刑者の刑名及び刑期について見たものである。昭和60年は,死刑の執行を受けた者が3人,懲役が3万1,260人(98.7%),禁錮が355人(1.1%),拘留が38人となっている。前年に比べ,懲役で399人,禁錮で39人,それぞれ減少している。刑期別構成比では,懲役については,刑期1年を超え2年以下の者の占める比率が38.5%で,最も高くなっている。禁錮については,刑期6月を超え1年以下の者が62.3%で最も高い。また,刑期1年以下の比較的刑期の短い者は,懲役で40.2%,禁錮で81.4%となっている。

II-25表 新受刑者の罪名別構成比

II-26表 新受刑者の刑名・刑期別構成比