I-26表は,新受刑者の刑名及び刑期について見たものである。昭和60年は,死刑の執行を受けた者が3人,懲役が3万1,260人(98.7%),禁錮が355人(1.1%),拘留が38人となっている。前年に比べ,懲役で399人,禁錮で39人,それぞれ減少している。刑期別構成比では,懲役については,刑期1年を超え2年以下の者の占める比率が38.5%で,最も高くなっている。禁錮については,刑期6月を超え1年以下の者が62.3%で最も高い。また,刑期1年以下の比較的刑期の短い者は,懲役で40.2%,禁錮で81.4%となっている。
II-25表 新受刑者の罪名別構成比
II-26表 新受刑者の刑名・刑期別構成比