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3 初入受刑者の執行猶予歴及び保護処分歴 新受刑者のうち,初めて入所した者(初人受刑者)について執行猶予歴及び保護処分歴のある者の割合を示したのが,II-43表及びII-44表である。
これによると,執行猶予歴のある者は,昭和52年では48.6%となっており,その中では単純執行猶予が多い。執行猶予歴のある者の比率は,47年の30%弱から漸次増加の傾向にあり,52年は前年に比べて4.4%増加している。保護処分歴のある者の比率は,42年以降逐年減少し,50年はわずかに増加して17.6%を示したが,51年及び52年と再び減少し,52年では14.9%となっている。中でも少年院送致歴のある者の比率は,52年では9.9%となり,41年以降初めて10%を割っている。 |