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令和元年版 犯罪白書 第4編/第11章

第11章 公務員犯罪

公務員による犯罪には,収賄のように公務員の職務に関してなされるものと,勤務時間外における過失運転致死傷等のように職務に関係なくなされるものとがあるが,この章では,両者を併せて扱う。

4-11-1表は,資料を入手し得た平成15年・30年における公務員による犯罪の検察庁新規受理人員及び終局処理人員を見るとともに,30年については,これらを更に罪名別に見たものである。30年の新規受理人員の総数(1万6,445人)は15年(2万7,652人)の約0.6倍となっている。いずれの年も,過失運転致死傷等(交通関係業過)の人員の占める比率が高い(15年は84.0%,30年は72.0%。CD-ROM参照)。

4-11-1表 公務員による犯罪 検察庁新規受理・終局処理人員(罪名別)
4-11-1表 公務員による犯罪 検察庁新規受理・終局処理人員(罪名別)
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4-11-2表は,資料を入手し得た平成15年・30年における収賄の検察庁新規受理人員及び終局処理人員を見るとともに,30年については,これらを更に職種別に見たものである。30年における新規受理人員の総数は15年の約0.3倍となっている。

4-11-2表 収賄 検察庁新規受理・終局処理人員
4-11-2表 収賄 検察庁新規受理・終局処理人員
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