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令和元年版 犯罪白書 第2編/第2章/第2節/3

3 交通犯罪

犯罪少年による道路交通法違反の取締件数(軽車両以外の車両等の運転によるものに限る。ただし,教唆・幇助犯は除く。)は,昭和60年に193万8,980件を記録した後,平成期に入ってからも減少傾向が続き,平成30年は13万7,329件(前年比15.7%減)であった(警察庁交通局の資料による。)。

平成30年における犯罪少年による危険運転致死傷の検挙人員は52人(前年比13人減)であり,そのうち,致死事件の検挙人員は3人(前年比3人減)であった(警察庁の統計による。)。

暴走族の構成員数及びグループ数の推移(平成元年以降)は,2-2-2-4図のとおりである。構成員数は,昭和57年のピークの後,平成期を通じて減少傾向にあり,そのうち少年の構成員数は,平成期で最も多かった平成2年(2万7,858人)と比べ,30年(3,023人)は9分の1以下まで減少した。また,グループ数は,平成期の前半は増加傾向にあったが,14年(1,313)をピークにその後は一貫して減少し,30年(134)は14年の9分の1以下であった(CD-ROM参照)。

2-2-2-4図 暴走族の構成員数・グループ数の推移
2-2-2-4図 暴走族の構成員数・グループ数の推移
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