前の項目 次の項目       目次 図表目次 年版選択

平成30年版 犯罪白書 第7編/第2章/1

第2章 進む高齢化
1 高齢化の進展

我が国の総人口は,平成29年10月1日現在,1億2,671万人で,65歳以上の高齢者人口は3,515万人である。高齢者人口の総人口に占める割合(高齢化率)は,昭和25年には5%に満たなかったが,一貫して上昇を続け,平成29年には27.7%と,過去最高を記録した。

7-2-1図のとおり,高齢化率は今後も更に上昇を続けることが予想されている。

7-2-1図 高齢化の推移と将来推計
7-2-1図 高齢化の推移と将来推計
Excel形式のファイルはこちら

7-2-2図は,世界の高齢化率を見たものである。我が国の高齢化率は平成17年(2005年)までには世界で最も高い水準となっており,今後も最高水準を維持していくことが見込まれる。

7-2-2図 世界の高齢化率の推移
7-2-2図 世界の高齢化率の推移
Excel形式のファイルはこちら

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を健康寿命という。7-2-3図は,平均寿命と健康寿命の推移を男女別に見たものである。男女共に,平均寿命も健康寿命も延びてきたことが分かる。

7-2-3図 平均寿命・健康寿命の推移
7-2-3図 平均寿命・健康寿命の推移
Excel形式のファイルはこちら

7-2-4図は,一人暮らしの高齢者の数と,高齢者人口に占める一人暮らしの者の割合を男女別に見たものである。一人暮らしは,数でも割合でも男性より女性に多く,平成27年時点で,女性高齢者の5人に1人が一人暮らしである。今後も,一人暮らし高齢者の数が増え,割合が高まる傾向が,男女共に続くと予想されている。

7-2-4図 一人暮らし高齢者の動向
7-2-4図 一人暮らし高齢者の動向
Excel形式のファイルはこちら

7-2-5図は,年齢層別に自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)を見たものである。最近10年間を通じて,どの年齢層でも自殺死亡率は低下傾向にあり,また50〜59歳の自殺死亡率が一貫して他の年齢層の自殺死亡率を上回っていることが分かる。しかし,男女別に見ると,近年80歳以上の男性の自殺死亡率は各年齢層の中で一番高く(平成29年は50〜59歳が32.9であるのに対し80歳以上が34.5),また女性においても,70〜79歳(平成29年は13.8)及び80歳以上(同13.5)の女性の自殺死亡率の方が50〜59歳(同12.7)の女性よりわずかに高い(CD-ROM参照)。

7-2-5図 年齢層別の自殺死亡率の推移
7-2-5図 年齢層別の自殺死亡率の推移
Excel形式のファイルはこちら