前の項目 次の項目       目次 図表目次 年版選択

平成30年版 犯罪白書 第4編/第7章/第2節/1

第2節 処遇
1 検察

4-7-2-1図は,平成29年における検察庁終局処理人員(過失運転致死傷等及び道交違反を除く。以下この項において同じ。)の罪名別構成比を,男女別に見たものである。男女共に,刑法犯が約7割を占め,特別法犯では,覚せい剤取締法違反が最も高い割合を占める(検察統計年報による。)。

4-7-2-1図 検察庁終局処理人員の罪名別構成比(男女別)
4-7-2-1図 検察庁終局処理人員の罪名別構成比(男女別)
Excel形式のファイルはこちら

4-7-2-2図は,平成29年における検察庁終局処理人員の処理区分別構成比を,男女別に見たものである。女性は,男性と比べて,起訴の占める割合が低く,起訴猶予の占める割合が高い。起訴猶予率は,男性が47.6%,女性が59.7%であった(CD-ROM参照。なお,年齢層別の検察庁終局処理人員・起訴人員・起訴猶予人員及びそれぞれの高齢者率等については,第7編第3章第2節参照)。

4-7-2-2図 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比(男女別)
4-7-2-2図 検察庁終局処理人員の処理区分別構成比(男女別)
Excel形式のファイルはこちら