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平成30年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節

第1編 犯罪の動向
第1章 刑法犯
第1節 主な統計データ

平成29年における刑法犯の主な統計データは,次のとおりである。

なお,この節では,これまでの犯罪白書の統計との比較の便宜上,危険運転致死傷・過失運転致死傷等に係る数値を参考値として掲載している(交通犯罪については,第4編第1章参照)。

平成29年の主な統計データ(刑法犯)

<1> 認知件数

(前年比) [平成10年比]
刑法犯 915,042件 (−81,078件,−8.1%) [−55.0%]
窃盗を除く刑法犯 259,544件 (−13,428件,−4.9%) [+6.2%]
(参考値)
刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷等 1,368,355件 (−110,215件,−7.5%) [−49.1%]
 うち危険運転致死傷・過失運転致死傷等 453,313件 (−29,137件,−6.0%)
  うち危険運転致死傷 670件 (+75件,+12.6%)
  うち過失運転致死傷等 452,643件 (−29,212件,−6.1%) [−31.1%]

<2> 検挙件数

(前年比) [平成10年比]
刑法犯 327,081件 (−9,985件,−3.0%) [−57.6%]
窃盗を除く刑法犯 122,785件 (−5,635件,−4.4%) [−29.8%]

<3> 検挙人員

(前年比) [平成10年比]
刑法犯 215,003人 (−11,373人,−5.0%) [−33.7%]
窃盗を除く刑法犯 105,765人 (−5,149人,−4.6%) [−26.0%]
(参考値)
刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷等 680,304人 (−40,971人,−5.7%) [−32.4%]
 うち危険運転致死傷・過失運転致死傷等 465,301人 (−29,598人,−6.0%)
  うち危険運転致死傷 653人 (+60人,+10.1%)
  うち過失運転致死傷等 464,648人 (−29,658人,−6.0%) [−31.9%]

<4> 発生率

(前年比) [平成10年比]
刑法犯 722.2  (−62.6pt) [−885.7pt]
窃盗を除く刑法犯 204.8  (−10.2pt) [+11.5pt]
(参考値)
刑法犯・危険運転致死傷・過失運転致死傷等 1,079.9  (−84.9pt) [−1,047.2pt]
 うち危険運転致死傷・過失運転致死傷等 357.8  (−22.3pt)
  うち危険運転致死傷 0.5  (+0.1pt)
  うち過失運転致死傷等 357.2  (−22.4pt) [−162.0pt]

<5> 検挙率

(前年比) [平成10年比]
刑法犯 35.7% (+1.9pt) [−2.2pt]
窃盗を除く刑法犯 47.3% (+0.3pt) [−24.3pt]

注 警察庁の統計及び総務省統計局の人口資料による。


刑法犯の認知件数,検挙人員及び検挙率の推移(昭和21年以降)は,1-1-1-1図のとおりである(CD-ROM資料1-1参照)。

1-1-1-1図 刑法犯 認知件数・検挙人員・検挙率の推移
1-1-1-1図 刑法犯 認知件数・検挙人員・検挙率の推移
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