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平成27年版 犯罪白書 第1編/第1章/第1節/2

2 検挙人員

刑法犯の検挙人員は,平成11年から毎年戦後最多を更新し,16年に128万9,416人を記録した後,17年から減少に転じて,26年は81万9,136人であった。同年の一般刑法犯の検挙人員は,戦後最少の25万1,605人であった(1-1-1-1図参照)。

平成26年における刑法犯の検挙人員を罪名別に見ると,1-1-1-2表のとおりであり,その罪名別構成比は,1-1-1-5図のとおりである。

1-1-1-5図 刑法犯 検挙人員の罪名別構成比
1-1-1-5図 刑法犯 検挙人員の罪名別構成比
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一般刑法犯について,検挙人員の年齢層別構成比の推移(最近20年間)を見ると,1-1-1-6図のとおりである(男女別の年齢層別検挙人員の推移については,CD-ROM参照)。65歳以上の者の構成比は,平成7年には3.9%(1万1,440人)であったのが,26年は,18.8%(4万7,252人)を占めており,高齢化が進んでいる(第4編第5章第1節参照)。

1-1-1-6図 一般刑法犯 検挙人員の年齢層別構成比の推移
1-1-1-6図 一般刑法犯 検挙人員の年齢層別構成比の推移
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女子について,一般刑法犯の検挙人員及び人口比の推移(昭和21年以降)を見ると,1-1-1-7図のとおりである。女子の検挙人員は,昭和56年から8万人前後で推移していたが,平成に入って一旦は減少した後,平成4年の5万2,030人を底として,5年から増加傾向となり,17年には戦後最多の8万4,175人を記録した。その後,再び減少に転じ,26年は5万1,505人(前年比3,392人(6.2%)減)であった(一般刑法犯の男女別検挙人員,人口比及び女子比等については,CD-ROM資料1-1参照)。

1-1-1-7図 女子の一般刑法犯 検挙人員・人口比の推移
1-1-1-7図 女子の一般刑法犯 検挙人員・人口比の推移
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平成26年における一般刑法犯の検挙人員を罪名別に見るとともに,これを男女別に見ると,1-1-1-8表のとおりである。男女共に,窃盗による検挙人員が最も多い。

1-1-1-8表 一般刑法犯 検挙人員(罪名別,男女別)
1-1-1-8表 一般刑法犯 検挙人員(罪名別,男女別)
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