前の項目 次の項目       目次 図表目次 年版選択

平成24年版 犯罪白書 第7編/第3章/第1節/2

2 調査対象者の属性

保護司調査の対象者は,平成24年1月1日現在在職中の保護司4万8,221人から無作為抽出した3,007人である。この対象者に対して同年3月中に郵送調査を実施したところ,2,414人(回収率80.3%,回答者の平均年齢64.6歳)から回答が得られた。7-3-1-2-1表は,今回の調査に回答した保護司の性別,年齢,職業,保護司経験年数,事件担当件数について集計した結果を,また,7-3-1-2-2表は,調査対象保護司の人口規模等別居住地域を示したものである。


7-3-1-2-1表 調査対象保護司の属性等
7-3-1-2-1表 調査対象保護司の属性等

7-3-1-2-2表 調査対象保護司の人口規模等別居住地域
7-3-1-2-2表 調査対象保護司の人口規模等別居住地域

7-3-1-2-3図は,調査対象保護司の経験年数の分布を見たものである。


7-3-1-2-3図 調査対象保護司の経験年数
7-3-1-2-3図 調査対象保護司の経験年数

7-3-1-2-4図は,調査対象保護司人員を成人保護観察事件,少年保護観察事件及び生活環境調整事件別に,経験年数と事件担当件数から見たものである。事件担当件数が「10件以上」の保護司についてみると,経験年数が「5年未満」の者に占める割合は全て約1%であるが,経験年数が「20年以上」の者に占める割合は,それぞれ,62.9%,71.7%及び60.8%と高くなっている。一方,事件担当件数が「担当なし」の保護司についてみると,経験年数が「5年未満」の者に占める割合は,それぞれ,55.9%,44.0%及び36.1%であるが,経験年数が「20年以上」の者に占める割合は全て約1%と低くなっている。


7-3-1-2-4図 調査対象保護司人員(事件担当件数別・経験年数別)
7-3-1-2-4図 調査対象保護司人員(事件担当件数別・経験年数別)