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平成24年版 犯罪白書 第4編/第1章/第1節/3

3 退去強制

不法残留等の入管法違反者に対しては,我が国から退去させる退去強制手続(出国命令手続を含む。以下この項において同じ。)が執られることになる。平成23年に入管法違反により退去強制手続が執られた外国人は,2万659人(前年比14.7%減)であった。これを違反事由別に見ると,不法残留が1万5,925人(77.1%)と最も多く,次いで,不法入国2,862人(13.9%),資格外活動542人(2.6%)の順であり,対象者の国籍等別では,中国(30.7%),フィリピン(21.0%),韓国(12.7%)の順であった(法務省入国管理局の資料による。)。