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4 保護観察

平成22年における外国人の仮釈放者及び保護観察付執行猶予者の保護観察開始人員は,1,051人(前年比14.3%減)であった。国籍等別に見ると,中国331人,韓国・朝鮮301人,ブラジル94人,イラン71人,ベトナム57人の順であった(CD-ROM資料4-6参照)。来日外国人に限ると,807人(同15.7%減)であり,その内訳は,仮釈放者が791人,保護観察付執行猶予者が16人であった(保護統計年報による。)。

平成22年末現在,外国人(永住者及び特別永住者を除く。)の保護観察係属人員は,仮釈放者528人,保護観察付執行猶予者63人の合計591人(前年末比15.1%減)であった。なお,仮釈放者のうち,488人は退去強制事由に該当し,国外退去済みの者が392人,退去強制手続により収容中の者が94人,仮放免中の者が2人であった(法務省保護局の資料による。)。