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平成22年版 犯罪白書 第5編/第1章/第1節

第1節 被害件数

人が被害者となった一般刑法犯の認知件数及び被害発生率(人口10万人当たりの認知件数の比率をいう。以下この節において同じ。)の推移(最近10年間)は,5‐1‐1‐1図のとおりである。認知件数及び被害発生率は,いずれも,平成15年以降,減少・低下している。男子の被害発生率は,おおむね女子の2倍以上である。

5‐1‐1‐1図  人が被害者となった一般刑法犯 認知件数・被害発生率(男女別)の推移

平成21年における人が被害者となった一般刑法犯の認知件数について,被害者の年齢層別構成比を見ると,5‐1‐1‐2図のとおりである。65歳以上の被害者の構成比は,12年の8.7%から,21年は10.6%に上昇している(警察庁の統計による。)。

5‐1‐1‐2図  人が被害者となった一般刑法犯 認知件数の被害者年齢層別構成比