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平成22年版 犯罪白書 第2編/第5章/第1節/1

1 仮釈放審理

仮釈放審理を開始した人員は,受刑者の増加に伴い,平成8年から増加傾向にあったが,17年に減少に転じた。その後,若干の増減があり,21年は1万6,557人(前年比4.9%減)であった(CD-ROM資料2‐11参照)。

仮釈放が許可された人員と許可されなかった人員(仮釈放の申出が取り下げられた者を除く。)の合計に占める後者の比率は,平成5年以降は2%前後で推移していたが,17年に上昇し,18年からは4%台となり,21年は4.3%であった(保護統計年報による。)。